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新型iPad Air(第5世代)発表!Proと同じM1搭載だけどゲームにはオススメしない理由

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iPad Air 第5世代

日本時間3月9日午前3時からApple Eventがオンラインで開催され、その中でiPad Airの新型(第5世代)が発表されました。第4世代から2年ぶりの新作となります。

主にプロセッサーが変わっただけで他に大きな変更はありませんが、それだけでもかなりの違いとなっています。

プロセッサーがiPhone 12シリーズと同じA14 BionicからM1に変更されました。これは昨年の最新iPad Proや一部Macと同じもので、圧倒的な性能を誇ります。多くの人が使っているであろう2018・2020年モデルのiPad Proよりも高性能です。処理性能だけで言えば最強級のタブレットとなっています。

しかし、M1だけに注目して即購入するのはダメ。ゲームに関係する部分を他のiPadと比較してみます。

比較

iPad Pro 11(2021)iPad Air 5iPad Air 4
画面サイズ11インチ10.9インチ10.9インチ
プロセッサーM1M1A14 Bionic
ストレージ容量128GB,256GB,
512GB,1TB,2TB
64GB,256GB64GB,256GB
リフレッシュレート120Hz60Hz60Hz
税込価格(発売時)94,800円(128GB)74,800円(64GB)
92,800円(256GB)
69,080円(64GB)
87,780円(256GB)

結論としては、iPad Air 5はあまりおすすめできないと言えます。その理由は主に2点。

60Hz

iPad Proは2018年モデルからProMotionテクノロジーにより120Hzに対応しています。荒野行動も昨年秋から120fpsに対応したことにより、一般的な60fpsの2倍ヌルヌルにプレイすることができます。120fpsに変えた時はあまり違いを感じないのですが、60fpsに戻すと明らかに違いますね。120に慣れると60では残像が気になります。120は本当にヌルヌル。120対応の実機がない人はYouTubeで30fpsと60fpsの動画の差ならイメージしやすいと思います。

しかしiPad Airは第5世代でも60Hz。ゲーム用タブレットとして考えると大きなデメリットです。それに、iPadでプレイするゲームは荒野行動だけじゃないはず。最近は多くのモバイルゲームが120fps対応しています。何なら普段使いでも60Hzより120Hzの方が快適です。iPhone 13 Proも120Hz対応しましました。よって60HzのAirはゲーム用にはおすすめしにくいです。

荒野行動が120fpsに対応していなければ「荒野行動にはAir 5が最適!」と言えたのですが、難しくなってきました。

ちなみにAndroidタブレットではXiaomi Pad 5が格安で120Hz対応していますが、処理性能は悪くはないものの120fpsで長時間プレイするにはキツいと思われます。一度試してみたいとは思っています。

ストレージ容量

iPad Proは128GBの選択肢があるのに対し、iPad Air 5は64GBと256GBの2つしかありません。たくさん画面録画することを考えると64GBは不安かな…と思って256GBにすると、プラス2000円で128GBのiPad Proが買えてしまいます。それなら120Hz対応で細かい点もハイスペックなiPad Pro 128GBモデルの方が絶対に良いです。

Airにも128GBモデルがあれば話も変わってきたのに…と思ってしまいますがAppleの戦略ですね。

また、細かいことを言えばメモリ容量(ストレージとは異なる)もProより少ないことが予想されます。実使用で差を感じることはほぼないと思いますが、複数の重い作業はメモリ容量が多い方が快適にできます。

どうすればいいのか?

余談ですがiPad Air 5のドル価格はAir 4から据え置きです。為替レートの問題なのか日本での価格は5000円以上値上がりしてしまいました。残念。

まず、60Hzかつ容量64GBでいいのであればiPad Air 5でOK!やはりM1がこの価格で買えるのはすごい。でも256GBモデルを買うくらいならiPad Pro 128GBモデルの方がいいです。

個人的には2020年モデルのiPad Proをおすすめします。2年前とはいえ最新のiPhone 13シリーズと処理性能はほとんど変わりません。M1が凄すぎるだけです。もちろん120Hz対応。2021年モデルが出たことにより値下がりしていて、残念ながら新品の購入は難しいですがApple公式サイトの認定整備済製品(中古だけどバッテリー・外装・付属品は新品)はiPad Pro 11インチ256GB(2020)が81,800円で買えます。メルカリでよければ新品未開封で128GBモデルが7万円台後半で取引されています。

もちろん正規店で購入する新品と二次流通品は単純に比較できませんが、できるだけお得にiPadを買うためのアドバイスとしてご理解ください。

また、60Hzでよくてあまり性能を求めないのなら安くなるiPad Air 第4世代を買うのもアリ…かも知れませんが、A14とM1の差は大きいので長く使うためにはどうせならM1がいいと思います。(A14はiPhone 12シリーズと同じなので十分高性能ですが。)

※今まで通りなら第5世代が発売されるとAmazonでは第4世代が多少安く新品が買えるようになります。二時流通価格も下がるはず。現在は64GBモデルが6万円台前半で取引されているようです。今後の様子を見て、これだけ安いならM1ではなくA14でOKと思えるくらいの差になってから購入するべきですね。

まとめ

  • 60Hzかつ容量64GBでよければiPad Air 5
  • 256GBモデル買うならiPad Pro 128GBモデル
  • iPad Pro 2020年モデルを安く入手するのが賢そう
  • 値下がり幅次第ではiPad Air 4も視野

参考になれば幸いです。

出典:Apple

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